不妊治療と妊活ガイド

不妊治療と妊活ガイド
2016-08-18

「不妊治療の流れ」

不妊治療ってどんなことをするの?

結婚して普通の夫婦生活をしていて2年経っても妊娠しない場合、不妊の可能性が高いと言われています。

専門の病院に行った場合、不妊治療はどういう流れでどんなことをするのでしょうか。

不妊治療とは妊娠するための治療なので、まず基礎検査を行います。

女性の場合は排卵があるかどうか・・これは基礎体温をみればある程度検討がつきます。

次に卵管(左右)の詰まりがないかどうかの検査です。

男性の場合は精子の検査となります。

これらに異常が無い場合に不妊治療が始まります。

不妊治療は基本的に「ステップアップ治療」というもの。○○治療の効果がなければ次に○○治療さらに○○治療という流れの治療ですので、時間が掛かります。

それとは別に治療の途中で不妊治療の流れが止まる場合もあります。

例えば、女性に検査で子宮筋腫があったとわかります。

筋腫があっても妊娠する可能性はあるので、まだそれほど大きくなかったり、筋腫のある場所によっては妊娠するための治療を優先させます。

妊娠治療薬の為、筋腫も大きくなるので、妊娠が先か筋腫の大きくなるのが先か・・結果、妊娠できれば不妊治療はここで終わりですが、筋腫が大きくなってしまった場合、不妊治療を一旦停止して、筋腫の手術をする事になります。

内視鏡手術で済めば、不妊治療は半年で再開できますが、筋腫が大きく開腹手術となれば不妊治療の再開は1年半~2年を待たなくてはいけません。

不妊治療は時間との戦いです。

不妊治療をすべきかどうやって判断するのか

普通の病気と違い、不妊治療はまず、治療をすべきかどうかを調べるのが流れとなります。

まだ年齢が若いご夫婦の場合では、夫婦生活が普通で、結婚して日が浅い場合は不妊治療を急いでする必要は無いでしょう。

本人達が急いでいる場合は「タイミング療法」で自然妊娠の対応となります。

年齢が高いご夫婦の場合は、まず夫の精子が正常である事と妻の卵管が両方とも通っている事を検査して、そちらの治療の必要がある場合は治療をしてから、そちらの治療が必要の無い場合には不妊治療が始まります。

不妊治療には時間が掛かります。

他の病気の治療と違い「ステップアップ治療」が基本となるからです。ひとつの治療を試みて、妊娠すれば不妊治療はそこで終了となります。

妊娠できなければ(生理が始まれば)、次の排卵日を待って治療し、また次の生理がくるまで何も出来ない・・・これの繰り返しだからです。

それは、治療の内容が変わっても同じです。その間に他にできる事は、せいぜい体質改善を試みるくらいだけ。

基本的な治療は1ヶ月に1度となります。

まだまだ大丈夫と思っていても、あっという間に半年、1年が過ぎてしまいますので、治療を望むのであれば、早い決断が必要でしょう。

不妊治療の大まかな流れ

まずは自然な妊娠の流れを進めます。

最初は「タイミング療法」です。

排卵の時期を正確に調べて、それに合わせて夫婦生活をする方法です。

排卵の時期は検査薬を使ったり、基礎体温を測ったりして予測してから、超音波で卵胞の大きさをお医者様に実際確認してもらい、排卵してから8~12時間ぐらいの間に夫婦生活(できれば排卵の約6時間前~排卵直前がより効果的)をするのですが、これが一番無理の無い方法です。

排卵がうまくいっていない時は、排卵誘発剤の飲み薬や注射を使う場合もあります。

次は「人工授精」があります。

排卵日にあわせて、精子を注射器で子宮内に戻す方法です。

これは事前にご主人に精子を採取してもらい、濃度や運動率を高くするために病院で処置した精子を凍結し、それを使います。

それでも妊娠が難しい場は「体外受精」に進むのが不妊治療の流れとなります。

体外受精は、卵子と精子(事前に採取)を取り出してシャーレの中で混ぜて受精させ、受精した卵(胚)を子宮に戻すという方法です。

大抵の場合は、この3種類となるでしょう。

これらがうまくいかない場合は、顕微授精(1個の卵子に元気な1個の精子を注入する方法)やその人に合わせた(精子不足・卵子の状態が悪いなど原因がある場合)不妊治療を行います。

不妊治療の各段階の平均的な期間や年齢との関係

不妊治療は各段階での流れがあります。

「タイミング療法」は普通半年、つまり6回の治療が多いですね。金額的にも安いですし、保険もききますので安心です(一部保険がきかない場合もあり)。

それで結果がでなければ「人工授精」となります。

成功率は20%とはいっても、5回やっても100%にはならないのが不妊治療です。病院によって違いますが、平均1~3万円と言われています。

それに排卵誘発剤や精子凍結等個別事情で金額は上がっていきます。

これで成果が出なければ「体外受精」に進みます。

金額も20万~60万と跳ね上がることと、女性に体力的負担がかかることから、毎月治療をするという方は減っていきます。

さらに「顕微授精」と進みます。

金額は「体外受精」と変わりませんが高額なことには違いありません。体力、精神力そして経済的にも難しくなってきます。

ただし近年は「特定不妊治療助成事業」として助成金も受けられますし、差額分を地方で補填してもらえる場合もあります。

その場合も金額に上限もありますし、年齢も平成28年度以降は、43歳以上は助成制度が受けられなくなりますので注意してください。

43歳を超えると、たとえ不妊治療をしても妊娠できる可能性が低くなるというのが理由です。

この流れを止めるのは難しいので、しばらくはこの年齢制限は変わらないでしょう。

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