不妊治療と妊活ガイド

不妊治療と妊活ガイド
2016-10-11

「不妊治療と障害児」

障害児が産まれる確率(年代別)

障害児は、知能や身体に何らかの障害を持っている子供のことを指します。

こうした何らかの障害を持って生まれる子供の確率は、全体的に見た場合100人に3人とも5人とも言われています。そして、昔と比べるとこの確率は増加していることが分かっています。また障害児の生まれる確率は、母親の年齢によっても異なっており20代では0.1%、30代では0.3%、40代になると一気にアップして1%の割合で発生するのです。

つまり、40代では20代の約10倍も障害を持った子供が生まれる確率が高くなるのです。

どんな障害であっても、高齢になるほどその発生率が高まるのは、まぎれもない事実なのです。

では、不妊治療で生まれた子供にのみ限定すると、この確率はどうなるか見ていきましょう。

以前は発生率に関して、自然妊娠の場合と殆ど変わらないと言われていました。

しかし最近では、不妊治療による障害児の発生率は約8%となり12人に1人の割合にも上る事が、海外研究チームにより発表されました。日本の研究でも不妊治療により出産した場合、障害のある子供が生まれる可能性は1.2%から2.7%の確率になるという結果も発表されています。

つまり治療により子供を授かった場合、自然妊娠よりも障害のある可能性が高くなるかもしれないということです。ただ不妊治療を受ける方は、高齢の方も多いため年齢により確率が高まっているだけという可能性も否定出来ません。

障害児ができる原因

障害児が生まれる原因は一つではありません。その理由は様々で、原因が不明なことの方が多いのです。外的な要因としては、胎児の器官が形成される妊娠初期に母親が催奇形性のある薬物などの有害物質を使用する事などがあげらます。

また細菌やウイルスによる感染症も外的要因の一つです。内的要因としては、遺伝子の異常や染色体の異常があげられます。

内的要因に関しては、まだまだ分からないことが多いのが現実です。しかし、一般的に知られているのが、遺伝や高齢出産によるものです。

障害の種類によっては、家族や親戚に障害者がいる場合、障害児の発生率が飛躍的にアップするものもあります。高齢出産では、老化により染色体に異常のある卵子が増える事でダウン症などの染色体異常が原因の障害児が生まれる確率が高くなります。

また、不妊治療により子供を授かった場合、自然妊娠よりも多胎妊娠率がアップします。

多胎児の場合は、成長が通常よりも未熟であったり出産時のトラブルも多いため外的・内的要因も増加するのです。ですから、こうした不妊治療による多胎児の妊娠も、障害児が生まれる原因の一つと言えるでしょう。

外的なものに関しては、注意をする事によって防ぐことも不可能ではありません。ただし、内的要因の場合は防ぎようがないといっても過言ではありません。

障害児とのかかわり方

不妊治療により授かった子供が、障害児の場合塞ぎ込んでしまうケースや自分を責める母親が多く見られます。確かに不妊治療により、障害のある子供の生まれる確率が高まる可能性があるという発表もあります。しかし、必ずしも不妊治療が原因という訳ではありません。

原因が何なのか、そして自分を責めるよりもこれからどのように障害のある子供と関わっていくのかということが重要です。

障害があっても、一人のれっきとした人間ですから、健常児と差別をして接しては勿論いけません。ただし、健常児と同じようなかかわり方をすれば良いという訳でもありません。

その障害の種類や程度によって、かかわり方を変えていく必要があります。

そしてそれは決して差別ではありません。

障害児とかかわっていく為には、まずその障害のことについてよく学び、理解しようという姿勢が大切です。しかし、個人での勉強には限界があります。

ですから出来れば、専門家からアドバイスを受けたり、同じ障害を持つ方々やその御家族と積極的に交流を持つことをお勧めします。そこからベストなかかわり方を見つける事も出来るはずです。

また矛盾があるように見えますが、必要以上に障害があると意識し過ぎて接してもいけません。目の前に居るのは、障害児ではなく一人の障害という個性を持った子供なのです。

健常児であっても一人一人性格や思考、好みが違うように同じ障害を持って生まれても皆それぞれ違います。ですから健常児と比べるのは勿論、他の障害児と比較するものではありません。

障害についての正しい知識を得る、周囲と積極的に関わる、そしてまわりの誰とも比較することなく一人の人間として関わっていくべきです。

夫に手伝ってもらいたい事

不妊治療というのは、夫婦一人の力だけでは出来ません。夫婦間の協力があってこそのものです。

ですから、不妊治療の末に産まれた子供が障害児であっても夫婦で協力して育児をするのが当然なのです。

育児というと、障害の有る無しに関わらずどうしても母親の負担の方が大きくなります。育児ノイローゼ、産後鬱という言葉を聞いたことがあるでしょう。

それくらい、母親にとって精神的にも肉体的にも負担がかかるのです。

子供が障害児の場合、通常よりも大きなストレスや負担が母親にかかるケースが多くなります。そんな時には、夫の手助けが必要不可欠です。具体的に妻はどんな手助けを夫に望んでいるのかというと、子供と向き合って欲しいということが一つです。

家事の手伝いを望んでいる妻は、それほど多くなかったりします。子供と一緒に遊んだり、家事をしている間に子供の面倒をみたりという父親として極当たり前の事を望んでいます。

障害児の勉強会や訓練についても、妻任せにするのではなく夫にも積極的に関わって欲しいものです。

また夫のサポートとして大切なことが、妻に自分の時間を持たせてあげることになります。一人でゆっくりとしたり、友人とショッピングをしたりリフレッシュに繋がる時間が明日からも育児を頑張ろうという活力の源となるのです。

何かを手伝う事だけではなく、妻に自由な時間を与えるということも立派な夫としてのサポートとなります。

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